中年ぼっち 深酒のくだ巻き(メモ)

話し相手が少ないので、話す代わりに書いています。

100均との向き合い方

私は100均を好んで利用する1人です。商品に輸入品や化成品が多いことから、最近は円安や原油高により100円を超える商品も多々あり、もはや100均とは言えない状況ではありますね。
まあ、調べていないので何ともですが、100均チェーンとして知られているお店は、消費者が勝手にカテゴライズしただけであり、お店側は100円均一であるとは謳ってないのでしょうね。一方、個性有って好きなお店ではある「ローソンストア100」は、この点をもし経営側に聞いたら言い訳含んだコメントがありそうですが。笑


私にとっての100均は、たった100円でこれが買えるのかと感じることにより、品質の吟味は省いてどんどん買い物かごに放り込むが会計は1000円とか、これが最大の魅力と思っていました。

ただ、今や100円超の商品が多数あり特に500円超えのものは、「これでも多分安いんだろうけれど、いくらかプラスすればワンランク上の品質(と思う)のものがホームセンターで買えるんじゃないか」という気になります。これが私の100均のブランドイメージだと思います。なので、その時の事情で1000円のモバイルバッテリーを買った以外は、300円以下のものしか100均では買いませんね。安かろう悪かろうかもしれないが100円という、雑貨版の駄菓子屋のようなほうが存在意義ある気がします。


ご存知の方もいると思いますが、100均は全ての商品が世の中で最安というわけではありません。特に食べ物はそう思います。なので先入観をもたず買い物をするようにしています。

あと、100均は、繰り返し買うもの、品質に差が出ないと思えるもの、の2点を意識しています。前者はポリ袋やトイレ拭きシート、後者はスプーンなどです。また、日本製があれば内包数量が少なくても日本製を買います。これは品質面の期待だけでなく国産を応援する意図があります。ただ、100均へ出店する国産メーカが、これで必ずしも十分な利益を得てはおらず、どちらかというと、やむを得ず低利益だが売り上げ確保が目的なのではないか、という気もします。

脱線しましたが、長く使うものは、安さに釣られず品質中心に吟味して100均以外で買うべきと思います。100均は、耐久性に劣る、最低限の用を足すことが限界である(”味”や使い心地の追求は無理)、なんちゃって商品がある、と思いますので。

また、とりあえずの所有の満足を得ようと、100均が安価であることから使うかわからないものを買ってしまうことがあると思います。典型的な例が(人生初の)出刃包丁。買うことで捌く魚の種類が増えるだろうと、完全に思いつき私も買ってしまいましたが、今のところ鯵しか捌けない私には普通の包丁で十分で、しかも出刃包丁の優位性は感じられませんでした。実はその後、ちゃんとした出刃包丁(とはいっても数千円レベルですが)を買いましたが、これは明らかに切れ味が違いました。

ということで、グダグダ書いてしまいましたが、私の兄弟は100均のハサミは使えない、と言っていました。すぐに切れ味が悪くなったということと思います。安物でも新品は新品であり最初は気持ち良いものですが、長く使うものは耐久性が大事ですね。資源の観点から言っても、同じ原料でも作り方で差が出るとしたら、耐久性あるものを長く使うべきです。○オンや×友の10000円未満のスーツを好んで買っていた私ですが、これも当てはまるのでしょうね。では。