中年ぼっち 深酒のくだ巻き(メモ)

話し相手が少ないので、話す代わりに書いています。

博打と投資の違い(初心者向き)

今回は話を飛ばしますが、競馬の思い出や投資を始めてからの話などは後々気が向いたら書こうと思います。

 

今や競馬熱はすっかり下火の私ですが、今年はとあることから少し再燃し賭ける機会は増えています。ただし回収率は今年50%を下回る有り様。満足に儲かった日は1日もないですね。特にJRAは出走頭数が多く、たくさん点数を買わないと当たりは拾えないですね。ちまちま投資の私には合いません。その点、地方競馬は全体的に出走頭数が少なく、数点の3連単でも少なからず当たるので、少ない投資でも的中を楽しめる魅力が地方競馬にあると思います。地方競馬は息を吹き返しているようで、これは嬉しいことです。

 

前置きが長くなりましたが、今は株式など投資メインの日々ですが、競馬熱が下火の理由は、後から始めた投資で結果が出だした影響です。博打の戦績はオール負けですからね。楽しんだこともあったので良いのですけど。投資の税金を農水省経由で追加で払っている、というのが今や私の常套句です。

 

投資はたまたま本格参入した時期が良かったことは否めませんが、それなり結果も出て持論も湧いてきたが話す相手がいない、ということで今回書いてみようと思いました。私は投資歴はそこそこあるものの政治経済や金融をきちんと学んだわけでもなく(10点中3点位のレベルと自認)、経験則も大いに含まれる個人的見解として扱っていただけると幸いです。

 

ネットなどでは投資はその対象への応援とする清らかな感じの記述もあり、これは事実の1つであるとは思いますが、元本保証がない以上は立派に博打の一つと思っております。特に会社創設時の株主は、最悪不幸にも倒産したら財を失うリスクと引換に、将来の株価高騰や配当金などによる利益享受を期待しているはずですからね。

また、関与者全体で考えると、儲かるのは博打は主催者や店舗、投資は証券会社や投資ファンドなどであり、この点も同じです。2024年から大幅拡充されたNISAは歓迎ですが、広義の博打を国をあげて推奨していると捉えています。国営であるJRAのCMと同じですね。むしろNISAのCMのほうが露骨かも。音声だけだときっと儲かるから早く始めて、ですからね。どっぷり浸かっている私なので、これらに批判は特にありませんけど。

 

私は投資の特徴は1つの投資対象に対して連続性?(継続性?)があり、損益がある状態でもその確定ではないということと、損失期はその対象から将来利益を得るチャンスでもある点です(もちろん結果破綻等した場合を除く)。要は幸いにも逆張りで結果が出ています。安売り大好きな私なので当然かもしれませんが、日本人は逆張りが多いらしいですね。

 

ということで、投資と私が行ったことがある博打を比較してみました。(初心者向き)

  評価 連続性・継続性
株式など値動きを追う投資

あり。
・含み損益は勝敗の確定ではない(対象が破綻等した場合を除く)。

↓ ↓ ↓
 ・損益の確定を自分で決定できる(必ず勝てるという意味ではない。また、タイミングを逸すると損失を増やすこともある。)
 ・逆張り(値下がったときに安く買って反発を期待)による同一銘柄で利益を得られることが少なからずある。

公営博打(競馬などのレースもの) ×

なし。後のレースでしか取り返せない。レースごとの関連性がほぼない(あってもその不確かさが高い)、特に競馬は極めて紙一重な世界。

パチンコ・パチスロ × なし。期待値方式(遠隔操作がない前提)を信じれば、過去は無関係。

 

  評価 利益享受者
株式など値動きを追う投資 ・証券会社や投資ファンド。ただし、投資の世界が永久に続くと仮定すると、現在の投資者は全て対象とも言えると思う。
キャピタルゲイン(値動きによる利益)以外に配当金等(インカムゲイン)を得られるため、この期待値が手数料より大きい場合は回収期待値は100%を超えるかもしれない(※)。配当金は下落相場時の私の精神安定剤
公営博打(競馬などのレースもの) × ・必ず主催者(掛け金総額から所定額を引いて、的中者に分配)
パチンコ・パチスロ × ・店舗(短期的に客側が儲かることはある)

                     (※)未確認です。

 

  評価 勝機の存在
株式など値動きを追う投資 必ず存在。
値下がって利益が出る銘柄や投資方法があるため。
公営博打(競馬などのレースもの) 必ず存在。
レースは必ず当たりがあるため。
パチンコ・パチスロ × 確定できるものはない。
期待値方式のため。また、還元率は店のその日の営業方針によるとされる。

 

  評価 最大損失の上限
株式など値動きを追う投資 投資額(空売りを除く)
公営博打(競馬などのレースもの) 投資額
パチンコ・パチスロ 投資額

 

  評価 大利益の上限
株式など値動きを追う投資

保有中の場合)無限大。ただし短期的にはストップ高まで。

公営博打(競馬などのレースもの) 賭けたレースの券種(賭式)毎の投資総額から控除金を除いた額。
パチンコ・パチスロ ×

有り。時間を伴うもののため(今は30万円程度までか?)。よって、投資額が嵩むと残り時間によってその日の負けが確定する。

                     

 

  評価 他の参加者同士の意向
株式など値動きを追う投資 基本的に自身と同じほうがいい。すでに保有する銘柄の他者の購入は自身には有利だが、誰かが必ず高値を掴む。
公営博打(競馬などのレースもの) × 基本的に自身と違うほうがいい。同じ場合は自身の投資目のオッズが下がるため。オッズが下がったことで購入目から外し、結果に的中を逃すことは多々ある。
パチンコ・パチスロ 基本的に自身と違うほうがいい。その的中度合いは別として、狙い台がある場合に争うことになるため。また、負けてもよいので打ちたいほどの人気機種は店側がボッタくる可能性があるかもしれない。

 

麻雀を書くのを忘れていました。連続性、あるかもです。

 

上記の全ては損失リスクがあることは同じということで比較してみましたが、やはり投資は博打とは大分性質が違うと思います。

 

金融商品の値動きはまさにジェットコースターですので(じわじわ上がって一気に下がる)、○○ショック時に冷静に対処できれば長期的にはきちんと結果がついてくる世界と思います。

金融の世界は原則的に、平時であれば(有事有っても収まれば?)インフレにより長期的には株価などは上がるものと思っております。

あとは、裏付けに乏しいですが、人間の金欲がある限り相場は上がるとも思っています。

 

これから株式などの金融商品の投資を始める方のご参考になればと思います。

(投資は自己判断にてお願いします)

なお、お詳しい方にはずいぶんと稚拙な内容かと思いますがご容赦ください。