中年ぼっち 深酒のくだ巻き(メモ)

話し相手が少ないので、話す代わりに書いています。

気の進まない出費への精神的備え

未来のために目的を定めた預貯金をしている人はいると思いますし、そういった金融商品もあると思います。これは基本的に前向きなイベントに関するものが多いイメージです。代表的なのはお子さんの学資ですかね。

本投稿はこの応用と捉えて私が行っていることを書きます。

生きていれば、その頻度は人それぞれですが気の進まない出費は必ずあるものですが、中には明らかに自分にとって何ら恩恵がないのにと思い、出費に際し嫌な気分になるものも含まれると思います。これは、日々節約や倹約に勤しむ人にとっては尚更と思います。

■実体験に基づく、気の進まない出費例
※思いがけないことであっても100%快く出費したものは除いています。

①付き合い
・関係が薄めな人の冠婚葬祭
 ※己の不摂生から礼服のサイズが合わず、慌てて買いなおししたのは②の失敗に当てはまります・・。
・職場や近所の「行事」の飲み会や付き合いゴルフなど、出席に気が進まない会合 ※仲間内のひっかけ飲みは大好きです。
・奢ったほうが良いと思うシーン(進んで奢るときを除く)
・自分ならもっと安くできるのに、と思う他人が企画したプラン
・望んでもいない差し入れをした人が、それを加算した割り勘を求める ※そもそも差し入れと言わないのでは?私が会計の場合は考慮するときもありますが、差し入れした人が最初から望むものではないと思います。

 

②失敗
・電車などの定期券を忘れて実費払い
・買い間違え
・乗り物の乗り遅れ(変更不可プランで買いなおしや高額な変更費用が発生)
・完全に自分都合(自身のリスク想定の不足)による諸々のキャンセル料
・買ったものがサイズが合わない、または、使い物にならない
・割引条件を間違えて普通料金
・落とし物や紛失による再購入、また、その捜索経費
・エアコンなどを消し忘れて長期外出
・怠けにより、本来なら普通郵便でよかったのが速達
・道交法上のうっかり反則(大いなる反省は必要)※最近は全くないですけどね

私はこういった出費に備えて、人生の経費として「付き合い基金」と「失敗基金」を設け、予め資産から引いています。もちろん失敗については二度と起こさないぞという反省は必要です。
20代のころ、いつも楽しみにしている帰省で、空港に行ったら予約が方向間違いと判明。折角早めにかった最安プランやったのに、正規料金で買いなおして搭乗・・痛かったです。その時に失敗基金を思いつきました。付き合い基金も同時だったと思います。私はおっちょこちょいで今でも相変わらずいろいろ失敗します。人間は失敗をするもので、特にそれが人様に迷惑をかけなかったことであれば、引きずる必要はないという考え方をするようにしました。


金額の大小によらず、その出費による嫌な気分を一秒でも早く解消あるいは過去のことにできることが肝心で、大事なのは精神面でのQOL(Quality Of Life)の維持です。
特に失敗による出費は自己嫌悪に陥り一瞬でテンションが下がりそうですが、この考えかたにによって、例えば総じて楽しく進んでいる旅行の道中にもし失敗しても、しゃーないしゃーない、と思ってケロッとしていられるようになりました。失敗を引きづりがちな私ですがこの効果は大きいです。同行者に気落ちしているだろうと気を遣わせないために、失敗基金貯めとるので大丈夫です~と言うようにしています。

以上、この考え方は特別なこととは思いませんが、調べたことでも聞いたことでもなく、生きる術として自ら編み出した方法です。もし共鳴いただけたかたは是非お試しください。
ちなみに失敗による出費は多分数十万円に及びます。生きていればそれくらいかかります!笑